自己紹介
岡山県真庭市で、曾祖父さん祖父さん父さんが造林・保育した約五町歩余の桧林(20年生から150年生)が伐期を迎え2008年より親子で搬出間伐を始めた自力施業型小規模森林所有者です。
「先祖様が愛した山を絶対に僕は諦めない!」を信念に、恵み豊かな山づくりを親子で頑張っています。 主な出荷先は、最寄りの原木市場 装備は35,40cc,50ccチェーンソー・林内作業車積載1.0t(ヤンマー)・1.2t(筑水キャニコム)・ウィンチ付きグラップル(ベース4t・日立建機・南星)・チルホール750kg・軽トラ・ジムニー 作業は主に搬出間伐・除伐・枝打ちを行っています。 間伐作業で発生する端材は薪として木小屋に蓄える他、真庭バイオマス集積基地に出荷しています。 (キーワード)東農大 CKB 薪ストーブ ジムニーJA11 古民家再生 山菜 森林組合 権現様 子育て カテゴリ
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2011年 01月 22日
あ、さて、本日は冬の中休みか、穏やかに晴れた山仕事日和。
それでも、気温が上昇し掛けて、作業道の霜柱や凍てつきが穏やかに溶けかける10時作業開始で大背(おおぜ)へ向かう。 本日も独り作業。細心の注意を払いつつ作業を進めましょう。 本日の道具たち。 腰の物は、鉈・手鋸・クライミングのチョークバッグもどきに木材チョーク・ハスクのメジャー トイレットペーパーは自ずと知れたアレ。水筒の中身は砂糖添加の熱い紅茶 あとは、チェンソーに混合油にチェンオイル 作業道にはまだ、雪が溶けずに残っていましたが作業車の履帯で踏みしめれば溶ける程度。 そして、僕の扮装は、職場の作業着上下にその下は妻が先日買ってくれた、ブティックしまむらのパッチ上下。それにヤッケを纏って。 ヤッケを着なくちゃ、チェンオイルまみれになるのでチェンソーを使うときはこの時期必需品です。 足元はスパイク地下足袋に脚絆です。 今日はまず、この位置から集材開始です。 横から見ると、この斜度です。 なんとか、一車荷が積めたので集積してある300m先の山土場へ運材します。 作業道も、急峻なのでなるべく前荷にしてウインチのワイヤーで滑車を利用しさらに前部に加重します。そして、スプロケット(駆動輪)を前で駆動するようにしますと健気によく登ってくれます。 午前中は、効率が悪くて2時間半で一車しか運べませんせしたが、独り作業は急がず焦らずが基本です。 一旦、帰宅、昼食を取り、昼の部開始 昼一は、こいつから取り掛かります。 下方から見ると、根元から緩やかに弧を描き先の方で、クニャっと歪んでます。 ここからが、造材の醍醐味。 私の目利きでは、手前の手袋で根曲がりを離して、先の手袋とチェンソーのところで3m造材としました。 玉切ったあと、台車に乗せてみました。 やや、小曲がって見えるかな?末口18cm。4寸角採り適寸です。枝打ちも浅いですが効いてますので少しだけ単価に期待がもてます。 3時も過ぎて、紅茶で一息入れた後、作業再開。 独り作業なので、ワイヤーかけたり、障害物に引っ掛かったらまた、斜面を上がったり降りたり。 チェンソーも以前のstihlに比べたら一キロ近く重くなったゼノアを一日使いこなせる筋肉まだつかず。 やや、脚も腕も疲労を感じる、作業終盤。 オゥフ!やっちまいました。我が一生の不覚。枝払い後、ちゃんと保持していたつもりが、疲れからか刃先が下がり左足すねボン内側をチェンソーの刃で切ってしましまいました。 あまり痛みもなく、出血も少ないので、頭に巻いていたタオルで締め上げて、小一時間作業を続け帰宅後傷口を見てみたら。 アウチ!パックりパクリ子 近所の総合病院に無理言って、宿直の先生に5針縫ってもらいました。 今、一杯飲みながらブログ書いてんですけどね、ちっとも痛くはないです。 チェンソーで切った時よりも、手術前の局所麻酔が一番痛かったりして。w 上山の西口さ~ん!なか~まwお互い気をつけましょうって言ったばかりなのに。 でも、明日も山仕事しに行く予定です。 しかし、今回はこれですんだけども「ハインリッヒの法則」のこともあるし、大事になる前にプロテクターを買いに行こうと思う。 <今回のダメな点> 作業開始の10時から休憩らしい休憩は昼ごはんの時しか取ってなかった。 給水不足 独り作業のくせに、積載を欲張った。 欲張りに、もう一丁、3m小丸太を造材してやろうとした上に枝払いをぞんざいに行なってしまった。 <改める点> 休憩はこまめに。火を焚くくらいの余裕があってもいいかもしれない。 疲労の加速度を弱めるためにもっとこまめに給水すべきだった。 疲労を感じたら、一旦作業を中断し、まだ、作業が続けられるか冷静に考える余裕を持つこと。 枝払いで怪我をすることが多いので、欲張った造材は控える。 以上!!みなさん、ご安全に!
by oku3so16
| 2011-01-22 20:47
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