自己紹介
岡山県真庭市で、曾祖父さん祖父さん父さんが造林・保育した約五町歩余の桧林(20年生から150年生)が伐期を迎え2008年より親子で搬出間伐を始めた自力施業型小規模森林所有者です。
「先祖様が愛した山を絶対に僕は諦めない!」を信念に、恵み豊かな山づくりを親子で頑張っています。 主な出荷先は、最寄りの原木市場 装備は35,40cc,50ccチェーンソー・林内作業車積載1.0t(ヤンマー)・1.2t(筑水キャニコム)・ウィンチ付きグラップル(ベース4t・日立建機・南星)・チルホール750kg・軽トラ・ジムニー 作業は主に搬出間伐・除伐・枝打ちを行っています。 間伐作業で発生する端材は薪として木小屋に蓄える他、真庭バイオマス集積基地に出荷しています。 (キーワード)東農大 CKB 薪ストーブ ジムニーJA11 古民家再生 山菜 森林組合 権現様 子育て カテゴリ
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2013年 09月 21日
今日は、普段なら半ドン出勤の土曜日ですが、あと二日残ってる夏休みを取得しまして三連休としました。
林業三連荘と行きたいところですが、稲刈りシーズンのため、平日親父が少しずつ進めていた稲刈り・稲束寄せ・はぜ掛けを手伝わなくては、米を食う権利が発生しないっちゅうものでして、今日土曜日はまず、午前中稲刈りを手伝うこととしました。 が、しかし、マイペースかつ自己流を貫き通す親父曰く「露がしっかり乾いてから刈るから昼飯食ってからじゃ」 逆らうと面倒くさいので、それじゃあと、山へ作業の続きへ出かけました。 先週から気になっていた、林道の横断溝を埋めている土砂を取り除きながら、通称「かなご山」まで移動しました。 施工前 施工後 今日の作業は、路肩に片寄せてた、伐倒した支障木を作業の邪魔にならない、作業道外へ移動することから 重機のウインチで作業道まで引き上げてから、重機の歩みで林外へ移動・集積しましたが、なんとまあ容易いことか 今までは、伐倒→斜面で枝払い・造材→林内車で集材→積載一杯になったら山土場へ→3t車一杯分になったら出荷 でしたが 現在は、伐倒→全木で集材→重機で全木で集積→見当で3tトラック一車分貯まったら枝払い・造材→積み込み・運搬・集積→3tトラックで出荷 材の痛みを最小限に抑えて出荷することが可能なので、幾らばかりか単価アップが図れたら素敵なのですが、それにも増して、斜面を上がったり降りたり、足場の悪い斜面上で枝払い、玉切りをしなくて良くなるので、労働強度も安全性も格段に改善されると思います。 先週、幅員が心許なかった区間に、土留めを施しました。立木と立木に現地採集の橫木を二段渡して、余った切り土を盛りつつ、余った土の処理にも路肩の補強にも成りましたので一石二鳥ですが、本当は立木使わない方が良いに決まってますが、まあ、苦肉の策と言うことで許してもらおうと思います。 昼ご飯の後は、親父と稲刈り・稲束寄せ・はぜ掛けを一時間強ほど、途中知らないうちに親父は消えてしまい、もう最後は独り意地ではぜ掛けを完成させたら、道具を置きっ放しにしているかなご山へ再び 横断勾配が若干緩くなってきたので、いつまでも全切りでは進歩がありますまいと言うこともあるし、今週のFW3研修の作業道作設で講師先生が仰っていたことを実践してみましたら、何となく土が盛れて履帯で踏みしめても沈むことも無く、土も余らず何となく片切り片盛りが成功したので、聞きかじりも実践如何では自分の技術となり得るのですね。役得役得 今日は、林業時々農業な家業どっぷりな一日でした。 さて、明日は長女と次女の運動会。しかも実行役員なので七時半からお勤めですので、今晩は早く休んで明後日は再び、山仕事に精を出したいと思います。 長女と次女が落ち穂拾い 「蛙が沢山居るねぇ」 「変な虫が居るねぇ」 「うわぁ!カラス蛇じゃ!」 「私たちがまだ小さいとき、祖父ちゃんがはぜ掛けしたてっぺんに乗せてくれたねえ」 田舎というか、田んぼは発見が一杯、思い出もこれから一杯作って、水稲も野菜作りも山仕事も受け継いで欲しいものです。
by oku3so16
| 2013-09-21 19:56
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