自己紹介
岡山県真庭市で、曾祖父さん祖父さん父さんが造林・保育した約五町歩余の桧林(20年生から150年生)が伐期を迎え2008年より親子で搬出間伐を始めた自力施業型小規模森林所有者です。
「先祖様が愛した山を絶対に僕は諦めない!」を信念に、恵み豊かな山づくりを親子で頑張っています。 主な出荷先は、最寄りの原木市場 装備は35,40cc,50ccチェーンソー・林内作業車積載1.0t(ヤンマー)・1.2t(筑水キャニコム)・ウィンチ付きグラップル(ベース4t・日立建機・南星)・チルホール750kg・軽トラ・ジムニー 作業は主に搬出間伐・除伐・枝打ちを行っています。 間伐作業で発生する端材は薪として木小屋に蓄える他、真庭バイオマス集積基地に出荷しています。 (キーワード)東農大 CKB 薪ストーブ ジムニーJA11 古民家再生 山菜 森林組合 権現様 子育て カテゴリ
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2014年 01月 04日
いつの間にか、僕の作業記録兼日記に訪れる方々が少しずつ増え
記録簿的なものから、自伐活動のご紹介的なブログへと変遷している感があります。 この様な稚拙なブログに目を通して頂いて誠にありがたいことです。 とても。 僕自身励みになります。 そして、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。 今年も継続的に、家族の同意を得られる限り、適時適宜の森林施業を心がけ、本業に支障を来さないよう、事故と怪我だけは絶対しないよう頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。 さて、昨年最後のエントリに記すのを忘れていました。 昨年の実績ですが、 市日 山林名 作業種 立米 累計 3/29 こおり山 間伐 6.128 4/4 こおり山 間伐 5.066 11.194 5/10 かなご山 支障木 3.378 14.572 5/14 かなご山 支障木 3.584 18.156 12/20 かなご山 支障木 7.583 25.739 総売上355,806円 総平均単価13,823円/m3(短コロ等バイオマスは入れてない) ↑(手取りじゃ無いよ) あと、補助金なし(私自身は交付対象外、ただし加速化で既設林道補修で地元業者が受けて私が恩恵を得ております。受益戸我が家だけの為) それから、今年の大まかな作業予定ですが、現場は変わらず通称「かなご山」の搬出間伐に取りかかります。 作業道山側終点から手前へと、手届きの近いところから外周へ向けて、山側へ伐倒しウインチで引き倒し、その場で枝払いし、全幹で作業道へ集材 一定量かつ材の痛みを見ながら、集積した山土場から一月に一度程度林道土場へ小運搬し、木材共販所へ出荷できたらと思います。 それが山側・谷側と完了したら、山の下方に新たな作業道を新設し、再度間伐作業に取りかかりますが、恐らく来年の今頃も以上の工程は完了してないと思います。 まあ、急がず焦らず、まったりと牛の歩みくらいのスピードで作業に取りかかりたいと思います。 数値目標的には、装備も増強しましたし今まで6年間の最高出荷材積ではありますが、約50立米を目指したいと思います。手取りは後から付いてくるものだから今は言及したくありません。が、素直にものを申しますと咄嗟の修理に供えて農協の山の口座には六桁以上のお金を備えておきたいと思っています。 あと、経費的なものとしては、修理代をなるべく抑えることと、色気が出て電子制御の最新式のチェンソーとか、格好良いチェンソーズボンとか手を出さないよう自分を諫めたいと思います。 兎に角、本職に支障を来さないよう怪我・事故の無いように万全を期して、さらに、技術・知識共に高められる一年にしたいと思いますので今後もよろしくお願い申し上げます。 今日は、親子孫三代計4人で、落ち葉掻きに行ってきました。娘達がハッスルするったらありゃあしない。こういう活動をもっと子育てに取り入れたいものです。 数年前は、林道の落ち葉、早い者勝ちの争奪戦でしたが、ここ近年は、ほぼ我が家のテリトリーとなっております。 恐らく、抜け目なく僕らの先手を打っていたお爺さんが、亡くなられたか足腰立たなく成られたのでしょうか? 嬉しいような寂しいような、少し複雑な気持ちで作業を進めました。 親父の飼っている和牛の敷料となった後、田畑の肥料となります。 そのあと、落ち葉掻きポイントの近所にある、今まで既に搬出間伐作業1回目を済ませてある山の巡視に行ってきました。(我が家の搬出間伐はただ今一巡目) 色んな林齢が入り交じった、昔の村有林(入会林)を入札で購入した山です。 まだまだ、パワフルで頼もしかったけど、最近は少しずつ小さく小さくなってるような気がします。お酒も弱くなってきたし。 畑仕事も、田んぼも集落の役割も僕が少しずつ取って代わらなければと思い始めざるを得ません。 そして、あえて全世界へ晒す!間伐に目覚めた頃の六年前の僕の切り株。 全く成っちゃあ無い! ほぼ、素人。会合線が会合してませんね。 でも今は、大丈夫ですからご心配なく(笑 ここの作業道は、親父のゴルフ仲間で地元森組の作業員さんに補助金額相当で新設して貰った山です。 このころの自分は、数年後に自分のユンボで作業道を新設してるなんて、きっと想像さえもしてなかったでしょうね。 作業道も、数年たってますが安定して固まってる風に見受けられます。 もうそろそろ、二度目の搬出間伐の時期が来ようとしてるのでしょう。森林国営保険はこの年末二度目の更新をしました。だって、僕が担当だもの 立木が、同じ方向に梢が傾斜し、根曲がりが生じているように見えるのです。 これがいわゆる、「山が動いている」って現象なのでしょうか。 ここは、厚い岩盤の上に土壌がうっすら乗っかっているだけに感じていましたが、昨年のゲリラ的夕立で土壌が谷方向へ少しずつ動いてしまったのでしょうか。 実際はっきりよくわかりませんが、この辺りは、今後余り触らないこととします。 さて、今年の本格的な林業の再開日は、色々休日に予定が立て込んでいるので、月末頃からとなる予定です。 再び申し上げますが、焦らず急がず、ゆっくりと駱駝が歩むようなイメージで作業を行いたいと思いますので、今年一年引き続き、関係者の皆様よろしくお願いします。
by oku3so16
| 2014-01-04 14:55
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